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社員紹介

先輩社員の働く姿

当社社員からのメッセージをご紹介致します。
このほかリクナビ20232024マイナビ20232024でも会社紹介記事が掲載されています。


宍戸 雄太

入社7年目(2022年1月1日現在)

東北大学

農学研究科

海洋生物科学専攻

MORE仕事の成果が論文を通じて、より多くの人たちから評価される
現在の仕事内容
私の仕事は数値シミュレーションを活用して漁港・港湾事業に資する情報を提供することです。
例えば、入ってくる波を小さくして利用できる船舶を増やしたり、停泊時の安全を確保したい港に対し、将来、防波堤を建設した場合の数値シミュレーションを実施することで適切な配置や長さを検討します。このように、漁港・港湾を発展させていくために必要なことを、数値シミュレーションを用いた予測により提案する仕事をしています。
この仕事の面白さはすぐには実感できませんが、数年後に私が提案した施設が実際に建設され、利用者の役に立っているという声を聞くときに携わってよかったと思えます。
当社に決めた理由
私が大学生の頃の研究内容は水産関係でしたが、実際に船に乗って調査する内容のものでした。研究活動の中で、構造物の設置による水質の変化をシミュレーションによって予測した海外の論文を読み、将来、このようなことに携わりたいと考え就職活動を行い、国内で同様の実績を有するこの会社に着目しました。
私のようなバックグラウンドを持つ人間は、同業他社ならば通常、現地調査の部署に配属される場合が多いと思います。実際に就職活動中もそのようなお話を伺いました。
しかし、弊社では現地調査を主とした研究活動を行ってきた私でも、数値シミュレーションに携われるとお話をいただき、人材育成に力を入れていたことも決め手となり、この会社を選びました。
この仕事に就いて良かったこと
入社1年目に漁港の泊地を活用した水産生物の増養殖計画の策定業務に携わりました。その業務の中で、私は漁港の水質改善に必要な対策のシミュレーションを担当しました。
当時は前例の少ない仕事であったため具体的な評価手法が確立されておらず、調査データの蓄積もない中で妥当なシミュレーションを実施し、対策案を提案することが課題でした。
弊社は学識者とのパイプを持っております。また、様々なバックグラウンドを持った社員がおります。そういった方々からアドバイスをいただき、業務を完了することができました。
その後に実施された水質のモニタリングより、対策により良好な結果が得られていると伺っております。
この業務の成果を論文として投稿し、対外的な評価を受けることができ、頑張ってよかったと感じております。
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千原 美季

入社7年目(2022年1月1日現在)

東京大学 大学院

工学系研究科

MORE多様なバックグラウンドを持つ社員の中で刺激の多い毎日です
現在の仕事内容
仕事内容は、主に漁港での漂砂、静穏度、津波の解析です。資料を収集し、これらの現象の起きる要因を考え、条件設定し、プログラムを動かして、実際に起きている現象を再現します。プログラムを実行するだけでなく、結果に対して、何故そうなったのか、プログラムの中身を含めて出来るだけ考えるようにしています。

思うような結果が出なかった時には、妥協せずに時間が許す限り、考えています。時間がかかる作業ですが、その作業を時間を惜しまずやることを大事にしています。誰でも出来る仕事ではなくて、小さなことでも、自分にしかできない仕事を増やしていきたいです。また、報告書の作成は、苦手とするところですが、先輩方に色々アドバイスを頂き、発注者に満足して頂けるものが出来るように日々勉強しています。
当社に決めた理由
入社したきっかけは、自然に関わる仕事がしたいと思ったからです。この業界での経験は全くありませんでしたが、やはり、興味のある仕事がしたい。と諦めきれずに飛び込みました。

今も、毎日が新しい発見の連続で、その度に少しだけ成長したように思えます。自然が相手なので、思うような結果が得られず、頭を悩ませることが多々ありますが、試行錯誤することが楽しいです。自然、特に海が好き、突き詰めて考えることが好きな人はこの仕事に向いていると思います。

また、全国色々な漁港を見に行けるのも楽しいです。今まで、google earthでしか見たことがなかったものを実際に目で見て、漁港で何が起こっているのかを感じることはとてもいい経験になります。いつか自分の提案した対策で、漁港の変わった姿をgoogle earthで見られるようになると思うと楽しみです。
会社における今後の目標
調査、設計、解析、営業と色々な部署があり、様々な知識を持った人が沢山います。自分とは違ったバックグラウンドを持つ人たちが集まっているので、話を聞くのはとても面白いです。疑問に思ったことがあったら、部署を超えて話を聞くこともできるので、積極的にコミュニケーションをとったら、色々な知識が身につくと思います。とにかく、やってみたいこと、勉強したいことが次々と出てくるので、飽きることはないです。

それ故、なかなか時間の使い方が上手くなれないので、近い目標は効率よく仕事をこなしたいです。まだ経験が浅いので、業務をこなすのが精いっぱいなところはありますが、解析の業務に携わっているので、プログラムの中身を理解して、現象の再現性の高いプログラムに変えていけたらいいな、と思っています。
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佐野 朝昭

入社19年目(2022年1月1日現在)

室蘭工業大学

工学部 建設システム工学科

MORE先端機器を活かすのは私たちの創造力
仕事について
大学3年の時に履修した海岸工学の講義において、その講義内容のわかり易さ、面白さに感銘を受け、海岸工学に興味を抱き、この道を専攻しました。そして、漁港、港湾、海岸を専門とする現在の勤務先に、平成15年に入社しました。以来、漁港や海岸における調査の業務に携わり、漁港や海岸が抱える諸問題を解決すべく奮闘してきました。調査では、船に乗って地形の計測や観測機器の設置等を行い、得られたデータを分析しています。

途中2年間は外部の研究所に出向し、そこでは数値シミュレーションを使った、瀬戸内海の流動環境についての研究を経験させてもらいました。さらに、東北地方太平洋沖地震津波により、壊滅的被害を受けた漁港施設の被災状況調査を行い、津波による漁港施設の被災メカニズムから、津波に対しても粘り強い構造を検討しました。

また近年は、日本海側において以前から深刻な問題となっている海藻の「磯焼け」対策を考える等、様々な問題解決に取り組んでいます。
会社における今後の目標
今では「ドローン」という言葉も馴染み深く、UAVは安価に手に入り、誰でも操作できるようになりました。またこのおかげで、漁港施設や海藻の繁茂状況等も俯瞰的に捉えられるようになり、視覚的な革命となりました。しかし数年前までは、当社でも製作・テストフライトを行い、何機もの機体を墜落させていました。このように、調査機器は日進月歩であり、当社は常にそのパイオニアとして探究し続けることを目指します。

調査機器の開発は、海外が先行している場合が多く、海外調達も視野に、新たな取り組みを積極的に実践していきます。また、これまでの慣例に固執せず、創意工夫・新たな発想により、漁港や海岸が抱える諸問題を解決していきます。
こんな方に入社して欲しい
海洋の調査においては、高価な機器だけが目的を達成する手段ではありません。考え方・工夫により、安価なものを駆使して、最良の結果を得られる場合もあります。このためには、柔軟な考えを持った人材を求めています。これまでのやり方に固執することなく、目的を達成するための手段を、一緒に考えられる豊かなアイディアを必要としています。

また、考え方一つで結果は大きく異なってきます。ポジティブな考え方を持っていれば、きっとプラスの結果が生まれ、悲観的な考えからはマイナスな結果しか生まれません。できない理由を一生懸命考えるよりも、実現させるための方策を考える、そんな前向きな人材と一緒に仕事をしていきたいと思います。
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橋本 孝治

入社24年目(2022年1月1日現在)

北見工業大学

工学研究科

MORE専門コンサルタントとして高い技術力で世界の海を守る!
仕事について(入社~現在までの仕事内容)
今年で入社19年目になります。入社4年目までは、海岸や港の施設配置計画に係る解析業務に従事しました。この時は、何もかもが新鮮で、上司や先輩からの指導を受けながら楽しく働いていた記憶があります。

そして、入社5年目から2年ほど、国の研究機関に出向させてもらいました。出向時代は非常に貴重なもので、技術力の向上、さらには数多くの研究者との出会いを通じ、私の技術体系の根幹を支えています。出向後は、波浪・流況観測等を行う調査部署や構造物の設計を行う設計部署に従事し、建設コンサルタントとして必要な幅広い知識を学びました。また、この間、仕事をしながら社会人ドクターコースに通い博士号を取得しました。業務と研究が重なり非常にきつい時もありましたが、会社の理解もあり、頑張ってやり遂げたことが最大の自信となりました。

その後、企画営業の部署に従事し、お客様が抱える問題点や課題に対し、課題解決に向けた企画立案等を担当。現在は、解析部署を取りまとめる立場として、また、担当業務やプロジェクトの責任者として、これまで学んできた知識やスキル、経験を発揮させ、より良い社会資本整備に貢献すべく励んでいます。
会社について(当社の自慢)
私たちは海岸・漁港・港湾・河川・水産土木・環境に関する計画・設計・調査・測量・解析などを専門とする建設コンサルタントです。そして、「海や沿岸域」をフィールドに、防災・環境・利用等の課題に対して総合的に取り組む技術者集団として、信頼と技術力を基本に努力を続けています。

海や沿岸域に特化しているため、大手の建設コンサルタントに比べれば、社員数は少ないですが、技術者としてのレベルアップに力を注いでおり、有資格者が多く、少数精鋭で課題解決に取り組んでおります。また、港湾漁港や海岸、水産関連などの海の事業分野は特殊性が高く、この特殊性の高い分野において調査・計画・解析・設計までの一連の専門技術力を有していることが当社の強みであります。

さらには、建築・設備設計やICTの活用、施工管理、漁業・水産物認証など、海や沿岸域におけるトータルなコンサルティングの実施を目指しています。このように「海や沿岸域」に特化した建設コンサルタントとして、今後とも大学や研究機関との連携を大切に専門技術力の向上を図り進化し続けます。アルファ水工コンサルタンツの強みを生かし、社会貢献し続けるために。
こんな方に入社して欲しい
我々建設コンサルタントは、「地球規模での気候変動に伴う環境や防災への新たな取り組み」や「安全・安心な食への関心の高まり」等々を受けて、従来の「モノづくりのためのコンサルタント」から「多様なニーズに応えていくためのコンサルタント」への大きな転換が求められています。

また、この様な社会的課題は、日本国内にとどまらず、海外でも同様な状況下にあります。このため、それぞれの分野に特化した一流の技術者が必要になってきています。皆さんの中に「今後の日本、さらには世界の発展に貢献したい」・「ある分野の技術で一流を目指したい」という向上心のある方の入社をお待ちしております。

私は、社会資本整備を通じて人々の暮らしに貢献できる「建設コンサルタント」が好きです。特に、お客様と接し、お客様が喜んでくれる仕事をすることがモチベーションになっています。皆さんもアルファ水工コンサルタンツの一員として、共に進んでいきましょう。
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